自傷行為から「さようなら」

(27歳・女)が自傷行為をやめるまでの物語。

11月12日 誘惑に打ち勝つ。

 

こんばんは、双極うさぎです。

 

近頃、花粉症の症状が出ています。

今年は夏の猛暑のせいで秋の花粉の飛散量が多いとワイドショー番組でみました。

花粉というと春のイメージですが、秋はヨモギやオオブタクサの花粉が飛ぶそうです。

そして秋の花粉は、春の花粉より大きさが微細なため、鼻を通り抜けて喉まで到達し炎症を起こすのだとか。

 

私の症状は目のかゆみと喉の炎症(イガイガ感)。

目のかゆみの方は、定期検査も兼ねて眼科へ行く予約を今朝しました。

 

目のかゆみより嫌なのが喉のイガイガ感。

この1週間ほどは龍角散ののど飴でごまかしていたのですが、やはりのど飴ではつらいものがあります。

でも耳鼻咽喉科に行くのは気が重く…。(なぜ?)

私はドラッグストアに花粉症の薬を見に行くことにしました。

 

ドラッグストア…。

求めているのは花粉による喉(鼻ではない)への症状に効く薬。

でも、ドラッグストアですから当然、かぜ薬や解熱鎮痛薬、咳止め薬などなど、かつてオーバードーズのために買いまくっていたお薬たちが並んでいます。

それら求めていないお薬と目を合わせないようにして、動悸をさせながら、半ば挙動不審になって探しました。

1個だけ、ありました。

「花粉、ハウスダストによる喉のイガイガに」と箱に書かれています。

これだ…!と思ったのですが、値段が1錠200円以上。

それは、私の作業所の工賃が1時間150円なのを考えると、高いです…。

結局、買いませんでした。

 

そう、そしてかぜ薬や解熱鎮痛薬、咳止め薬も買いませんでした。

かぜ薬とはパチッと目が合って値上がりしてないかまで確認しましたし、売り場の広い解熱鎮痛薬からの視線をビシビシ感じました。

でも、誘惑に打ち勝ちました。

 

薬を何も買わずにドラッグストアを後にして、帰り道はなんだか清々しかったです。

花粉症で喉がイガイガするのもどうでもよくなるくらい。